web版 第17-2号(No19)
   
   ちょこっとエコ知識

皆さんが飲んでる水道って どうなっているか知ってる? 

 下柚木の皆さんが毎日飲んでいる水道水は、どこのダムや河川から来るのかご存知ですか?。

東京都が供給する水源は大きく分けて三系統ですが、これに加えて地下水の汲み上げがあります。

 八王子市内各戸へは、野猿峠より西側は小河内ダム→羽村取水堰の水が供給されていますが、この多摩川の水は武蔵村山市、青梅市、近郊市にも送られています。

野猿峠より東側の由木地区や日野市、多摩市は荒川・多摩川の混合系で荒川上流には滝川ダム、浦山ダムがあります。

 また、荒川区や足立区あたりは利根川の水が給水されています。

首都圏の各主要河川からの水はJRの線路のようなネットワーク式のバイパス管で結ばれ、万一の上流ダム枯渇時に備えているようです。

 地下水汲み上げも各所で実施され、私たちの近くでは桜ヶ丘浄水場(聖跡桜ヶ丘駅に近い「いろは坂」を上り切った右側)があります。

 由木地区の配水所は南大沢、南陽台、鑓水にあって、水質を公開している近くのところは多摩市和田(バス停中和田付近)の蛇口で、東京都水道局ホームページデータが公開されています。

計五〇項目の水質が一年間で分析され管理しています。

 色度、濁度は毎日。味、塩素イオン、大腸菌、一般菌などは月一回。クロム、水銀などの重金属やトリハロメタン類は年四回です。

勿論、いずれも基準値をクリヤーしていますが、重金属はゼロに近く、総トリハロメタンは基準値の二〇%弱です。

 トリハロメタンは、殺菌剤としての塩素化合物を入れたときの副生成物で、アンモニアイオンに比例して塩素分を投入するため、生活水で汚れた河川水ほど多く発生します。

この物質は発ガン性や中枢機能低下、肝臓毒・腎臓毒などの毒性と残留性があり、水道局は低下に努めています。

[以下は次号に掲載の予定]

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発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部

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