web版 第18-2号(No31)
   
  どんど焼き   3班班長 飯島勝男

 1月11日の鏡開きが終わってすぐ、小正月の14日はどんど焼きの行事があります。

 当日は、番場、峰ケ谷戸(由木消防支所の裏辺り)、池田(下柚木町会会館付近)と昔からの呼び名場所の人達(3班)が楽しみに集まってきます。

場の高台の一角、昔はお寺があったという跡地に深さ1.5m、直径3m位の大きさの穴を掘って薪や古材・雑木を投げ込み、その上に各家から持参した正月用のしめ飾り、だるま、門松などを一緒に入れておきます。午後2時過ぎに火が付き、雨模様の空に煙りが立ち昇りました。

 午後は予報どおりの強い雨足となったため、近くの山林から青竹を切って支柱代わりとし、ブルーシートを屋根代わりとした即席バンガロー風小屋を作りました。近隣からお祝いのお酒や寸志、食べ物が届くので雨よけにもなりました。

 3時過ぎになると雨足は、さらに強くなりましたが火も負けずに燃え、火種が丁度良くなった頃には、かさをさしたりカッパを着たりしながらまゆ玉を焼き始めました。例年は晴れているのが当たり前だったので、このような雨中のどんど焼きは初体験でした。

一升瓶が回され冷酒をくみ交わしながら、片手にコップ酒、片手には小枝で作った棒に3個か5個のまゆ玉を刺し、いぶし焼きました。冷たい雨の中で「まあどうぞ」と湯気の立った紙コップの甘酒を勧められ、とても美味しく何よりと感謝いたしました。

 米の粉で作られるまゆ玉は、各家庭によって大きさはマチマチですが、こんがり焼いたまゆ玉を食べるとカゼの予防になるという「無病息災」を願う行事でもあります。

 私たちが子どもの頃は、書き初めが天高く上ると「字が上手に書けた」といって空を眺めていたものです。子どもといえば、例年は大勢来て賑やかだったのですが、今日は誰一人見えず、これは生憎の雨のせいだったのでしょう。大人が20数名集まり賑やかだったどんど焼きは、火種の勢いが弱まったころに散会となりました。

 来年は、きっと良いお天気に恵まれると思いますので、ご町内の皆さん「番場のどんど焼き」を一緒に楽しんでみませんか。大勢のご参加をお待ちしております。


来年のドンド焼きは“どうぞ晴れますように”って、
てるてる坊主にお願いしようね

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  由木ソフトボール連盟創立20周年を迎えて  BUT MEN 広報担当

 「BUTMEN」の前身は、下柚木町会班対抗ソフトボール大会や由木地区体力つくり主催のソフトボール大会で知り合ったメンバーが大半で「下柚木ソフトボール同好会」というチームを編成し、由木ソフトボール連盟に加盟いたしました。

 由木ソフトボール連盟発足時の各チームは、体力つくり主催のソフトボール大会に出場していた方々が、それぞれ町会の単位に集まってチームを編成し、連盟の試合に参加していたと記憶しています。

 当時はユニホームもなく、下柚木町会揃いのジャージで各試合に参加していましたが、チーム内から「ユニホームを作ろう」との声がかかり、ソフトボールに生き甲斐を求めるメンバーが中心となり、本格的にユニホーム作りが始まりました。

 メンバーが下柚木会館に集まり、チーム名称を「BUTMEN」と決め 、江添邦雄さんが入手したユニホームに安富誠さんが帽子・ユニホームのマークをデザイン、帽子・アンダーシャツの袖・ストッキングの色は緑色に、背番号は各自が希望する番号を、なお、重複した人は当事者間で話し合いをして決め、1996年2月に手作りユニホームが出来上がりました。

 この頃は、試合後のコミュニケーションの場が永林寺の参道等で、メンバーから焼き鳥などの試供品提供を受け、その他の料理は安田・伊藤家にお願いし、バーべキューをしながらプレー談議に花が咲き盛り上がっていたことが懐かしく思い出されます。

 最近では、数年前からメンバーによるゴルフコンペや、家族・知人を巻き込んだバーベキュー大会・ハイキング・登山も行い、更には、子供たちに思い出をと「BUTMEN」主催の「新春はねつき大会・もちつき大会」も開催、夏には下柚木御嶽神社の祭礼に合わせ自作の「たる神輿」を子どもたちに練り歩かせたり、また淺川地域のソフトボールチームと交流試合を行うなど、地域との関わりとチームのコミュニケーションも深めております。

 その間には、連盟加盟時の主力メンバーから「50歳が引退年令だ!」との声もあり、50歳になるとチームを離れる者、ソフトボールは続けたいが仕事の都合で転勤となって、止むを得なくソフトボールを断念しチームを離れた方もおりました。

 連盟加盟時、若手でチームの主力メンバーであった現メンバーも歳には勝てず、今では平均年齢50歳台となり、60歳台になるのもそう遠い先ではありません。このままでは「栄光のBUTMENよ何処へ」となるのは明白で「若手がほしい!呑めるピッチャーがほしい!」との声が出る現状です。

 最後に「下柚木ソフトボール同好会」の設立とチーム運営に御尽力頂いた大島錬三さん、設立とチーム運営は勿論、由木ソフトボール連盟の設立にも携わっていただいた(故)小川栄吉さん、また長年チームを支えて頂いたOBの方々に、深く感謝を申し上げます。

若手の同行者を募集中!

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発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部  simoyugi@inr-hat.jp

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