八王子女性防火協会・年間行事の一つ「防災訓練指導研修会」が去る3月12日(日)午前9時〜11時30分まで八王子市役所来庁舎駐車場にて行われました。
参加者は協会会員165名(12支部からは12名)全員が参加し、次の研修・訓練を受けました。
一、消火器による初期消火
自宅にある消火器の正しい使い方、いざという時の効果的な使用法、そして消火器の維持管理。また事故を防ぐための正しい知識が身に付いているかどうかなどの講習。
二、バケツリレーによる初期消火
水の汲み上げから、水をかけた後のの空バケツ搬送までの方法と訓練。
三、応急救護・心肺蘇生法
心肺蘇生法の手順、人口呼吸法、救命手当ての基礎実技、心臓マッサージなの指導を受け、どんなに大変なことかを改めて感じました。
四、三角布による包帯法
前腕部、前頭部、頭頂部の圧迫止血包帯の実技。止血時の感染防止には、ビニール袋、ビニール手袋使用の必要性などの講習。
五、119番通報について
119番通報は「あわてず、早く、正確に」が大切です。住所、電話番号、目標物などを少し大きく書いた用紙を電話機の前に貼っておくと良い。
六、地震時の出火防止及び身体保護
素早い火の始末、身体の安全確保、出口の確保などを確認し、あわてて飛び出さないでラジオなどから正しい情報の収集が必要です。起震車を使っての地震体験もありました。
七、煙からの避難
火災発生時の煙の動き、拡がり、スピード、酸素不足による中毒の危険性、窒息の危険性および有毒ガスの発生時の講習を受け、煙の怖さを再確認させられました。
以上の7項目の研修を受講してきましたが、1日にこれだけを経験することはなかなかできません。
町会でも、これらの何か一つでも、同じ地域の皆さんと一緒に体験できたらと強く感じた1日でした。