web版 第19-3号(No44)

  秋の自然体験講座へ参加して  由木地区環境市民会議 大島錬三

 一昨年秋は、越野・日枝神社の裏手から丘陵を抜け平山城址公園まで。昨年11月26日(日)は、バス停・野猿峠から大学セミナーハウスをとおって、中山の丘陵→嫁入り谷戸から絹の道記念館までの自然観察を約40名で行いました。

11月末でも野山には、紅葉と沢山の山野草が見られました。

 この自然観察会は市が後援する環境活動の一環として2年前より始めたもので、市内の6地区(環境市民会議)が地形に応じたコースを設定し、広報はちおうじで7月頃応募しています。

 今回は、多摩の自然を守る会との共催で秋山久美子講師(都会の草花図鑑などの著書がある八王子市在住の植物専門家)が道々の樹木や草花の解説付きで、それを楽しくお聞きしながら途中で各自持参の弁当を食べ、午後2時半頃に絹の道記念館で解散しました。

参加者は市内在住の一般の方々で由木地区以外からも参加していました。

 コースにはよき昔の由木を思わせる自然豊かな丘陵風景が沢山残っていて、樹木や草花の観察ばかりではありませんでした。バス停・野猿峠には昔の荷馬車の水のみ場が残っていました。

(写真) 竹筒の水やりは鑓水地区名称のいわれとなったことが実感できる貴重なものでした。

4月の観察会(下記参照)にはご一緒しませんか。

当日の写真 その1 その2

戻る

  「春の自然観察会」のお知らせ

一、日時:4月22日(日)9時半〜

二、集合:由木中央小学校バス停前

三、費用:500円/人   弁当持参

四、コース:日枝神社裏手より農工大農園脇・平山城址公園

五、講師:秋山久美子氏(植物解説)

◆主催:多摩の自然を守る会/協力:東部(由木)地区環境市民会議

戻る

  クリの赤ちゃん   2班 飯島 利三

 写真をよく見ていただくと雄花にまじって小さい丸い粒(いが・毬)が付いていて、その丸い粒に幼い刺のもとがたくさん見られます。

さらに幼い毬の上部に花粉を受ける受容毛(柱頭)が見られます。

 この写真は昨年6月に撮ったもので、この可愛い幼い毬こそクリの赤ちゃんです。つまりクリの雌花です。写真から分りますように、雄花は穂状に沢山付いて強く芳香を放ちます。

また、雄花は芳香とともに数億もの花粉を飛散させています。

ただ、クリは雄雌同株ですが自家不和合性が強いといわれ、同じ樹から花粉を受けても不稔となることが多いのです。

 そこで受粉効率をよくするためにクリの樹をたくさん植え、樹林として栽培されています。毬の先端が茶色に変色して落下した毬を見て、クリが一個しか入っていないときは、中心果のみ受粉して二つの側果が不稔となったものです。

成熟した刺だらけの毬からは想像しにくいほど幼く可愛いクリの雌花の写真です。


クリの赤ちゃんって知らなかった
クリの花が散る6月末になったら可愛い赤ちゃんを探してみようね

戻る



セブンドリーム・ドットコム

セブンドリーム・ドットコム

セブン-イレブンで受取れば送料・手数料無料!安心・便利なショッピングサイト−セブンドリーム・ドットコム


発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部  simoyugi@inr-hat.jp

中高年の方がパソコンを安心して利用できる場所 インターネットルーム ハタノ

inserted by FC2 system