下柚木ソフトボール同好会では、 ソフトボールの試合以外にも、メンバーの親睦を兼ねた様々な催しを企画、十一月十日には三峰山ハイキングに行って来ました。
三峰山は、秩父多摩甲斐国立公園の中心にあり、秋には山々や渓谷がなす紅葉を私達に楽しませてくれるはずでしたが、前日からの雨が降り続く中、朝6時JA由木農協にメンバー9名が集合し、気合で出発をしました。
車で約2時間半程走り現地に到着、大輪バス停から歩き、登竜橋を渡ってロープウェー大輪駅から山頂駅まで行く予定でしたが、生憎ロープウェーが安全確保のための点検中で運休のため、車で秩父湖(二瀬ダム)を通り、三峰神社駐車場まで上りました。
雨が降り続くため、バス停の小屋を借りてハイキングの支度をし、最初に関東山岳信仰の霊場として名高く、霊験あらたかな三峰神社を参拝、境内は
霊山と云うに相応しい厳かな雰囲気が漂っており、杉木立の中に鎮座する三峰神社拝殿は極彩色に施され、一見する価値がありました。
参拝後、社殿前を通り抜け、三ッ柱鳥居から表参道を20分ほど歩くと奥宮入口(ハイキングコース入口)に着きました。雨にも負けず杉並木に囲まれた緩やかな山道を一時間程登って行くと、雨がしのげ休憩に適した東屋がありました。
休憩後、三つの峰を越える細い尾根道を歩き、急斜面の木段や石段を登り、最後に鎖場を登り切ると、妙法ヶ岳(1,072m)山頂の三峰山神社奥宮に着きました。
晴れていれば上州の山並や日光の山も望めるという場所で残念でしたが下山、途中、先程の雨がしのげ休憩に適した東屋で昼食、温かいスープやラーメンを食べながら、雨も気にならない程、話が盛り上がっていました。
帰りには、大滝温泉の日帰りの湯に立ち寄り、冷えた身体を癒しながら、雨でも紅葉がきれいだったので、天気が良ければどんなに素晴らしいのかとも考えたりもしました。
一日中、雨の中のハイキングとなりましたが、楽しい思い出や笑い話しも沢山お土産に持ち返りました。来年は上高地に行こうと思っています。