web版 第20-2号(No55)

  地域のボランティア・その1  書記 内田 實

 例年に比べ今年は太平洋側で積雪が多いようです。雪で思い出されるのは、私が小学生だった50年位前は30センチくらいの積雪がよくありました。
子供たちは学校で雪合戦をし、家に帰れば孟宗竹を囲炉裏の火で曲げて作ったスキー?やそりで山の中を駆け巡った記憶が甦ります。
 大雪の朝は講中の役員がほらがいを吹きながら合図して歩くと地域の人たちは自分で作った木製の雪かきの道具を使って、自宅から当時往還と言っていた今の野猿街道・峠までの道を作業しました。
往還に出た所からは皆が合流しながら、野猿峠に向かって地域の大勢の大人たちが協力し合いながら雪かきの勤労奉仕をしていたことが思い出されます。
 現代の言葉にするとボランティアというのでしょうか。
 今は雪が降っても自分の庭先や玄関先の道路の除雪すらしない人が増えたような気がします。
 2班で2年位前から始めた清掃活動に参加していて立腹したというか呆れたのは、自称愛犬家だと思いますが糞を取ってビニール袋に入れ、それを街路の植え込みや他人の敷地へ放り込んで持ち帰らない不埒な人が結構いることです。このような行為をする人は愛犬家とは呼べないでしょう。
 真の愛犬家にとっては大変迷惑な行為ではないでしょうか。
 しかし、そういった公衆道徳の欠如した人達ばかりでなく、毎日散歩しながらゴミ拾いをしている中年の女性、八王子市捨て看板除却協力員として野猿街道の看板撤去を定期的にしている人、学校安全ボランティアとして毎朝、野猿街道沿いの通学路に立つKさん、同じく由木中央小学校の東門で子供を見守るKさんやバス停にゴミ袋を設置し掃除されていたIさんなど多くの篤ある方々のご奉仕、善行によってこの地域が良好な住環境が保たれていることに感謝しているところです。

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