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由木地区の巨木と銘木めぐり その1
八王子市自然体験講座 東部地区環境市民会議・八王子市
☆実施日時 平成19年11月25日(日) 午前9時半〜午後3時
☆講師:塩谷暢生氏(NPO法人里山農業クラブ代表,八王子環境診断士)
☆コース:南大沢 中郷公園 集合⇒南大沢 八幡神社⇒首都大学 東京都立大学 松木日向緑地⇒松木 大石宗虎屋敷⇒越野 日枝神社⇒掘之内
寺沢里山公園(昼食)⇒掘之内 保井寺⇒東中野 熊野神社⇒大塚 神明社 解散
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オオツクバネガシ:市指定の由木の巨樹/幹まわり606cm、別名:不死身のアカガシ。南大沢・八幡神社の階段を昇る前に大きなシラカシ(幹まわり280cm)があり、この樹の下にあるドングリ(頁最下写真参照)を観察しました。階段を昇って右側に大きくオオツクバネガシがそびえ立ち年代の古さ(推定で600年以上)を十分に感じさせてくれる巨樹でした。写真は、オオツクバネガシの前で参加者に説明する塩谷暢生講師。
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八幡神社裏手付近は、森林浴に格好な松木日向緑地でした。途中に自生しているような感じの白いサザンカが数本咲いていました。
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イモリ池:八幡神社の裏手を登って間もなく、松木日向緑地のイモリ池が木立の中にありました。ここは首都大学・東京都立大学の南側斜面地にある、緑に囲まれた閑静な古池でした。この池はトウキョウサンショウウオとモリアオガエルの産卵場所だそうです。(移植したもの)
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松木日向緑地を登りきると大学の構内に入ります。トチの樹の下にあったフユノハナワラビが芽を出していました。晩秋に芽吹くとは、面白い植物ですね。フユノハナワラビは日本全国に分布するシダ植物で、夏の終わり頃に小さな葉を広げます。冬に胞子葉をもたげ、あたかも花のようであるというのが和名の由来です。
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大学の構内には大きな沢山のイロハモミジが晩秋を彩っていました。
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暖かいところのイロハモミジはまだきれいな色を残していました。
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いろいろな種類のどんぐりが落ちていました。
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ガマズミ(莢迷):スイカズラ科ガマズミ属。落葉低木。樹高3〜5m。樹皮は灰褐色。大学の構内にひときわ赤く目立つ木がありました。この赤い果実は稔ると甘酸っぱく食べることもできますが、果実酒にも使われるそうです。
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