web版 第20-6号(No59)

  地域のボランティア その3    広報部 大島錬三

 町内にあるバス停で、ごみがあまり落ちていないことに気付いたことはありませんか。どなたかが、ときどき清掃しているんですね。以前、聞いた話しですが、栗本橋の近くに住んでいる方が「バス停を2・3日おきに掃除しているんだけどいつも誰かがごみを捨ててあるんです」と聞いたことがあります。
 これもまた聞きの話しで恐縮ですが、由木中央小学校バス停(八王子行き)をJAの若い方3・4人が朝の8時半位に箒で清掃しているのを見かけたことがあるそうです。ベンチは、バスへ乗るご婦人がプラ袋に入れたタオルで拭き掃除をなさっておられたとか。聖跡桜ヶ丘行きのバス停は近所の方が清掃しておられるとお聞きしました。他のバス停も同じ様な清掃をなさって居られる方々の心遣いできれいなのかなと思っています。 
 また、散歩兼ねた感じで、町内の街路のごみをいつも拾われる男性や親子連れなどの話もお聞きしたことがあります。  
さつき会はかなり以前から年に一回、下柚木会館の大掃除をなさっておられるそうです。2班の毎月行事である野猿街道沿いの歩道ごみ拾いが、一昨年来継続していることにも敬意を表しています。
 ご存知と思いますが、地域にはいろいろなボランティア活動があります。無償もあれば有償(足代程度が多い)もありますが、いづれも忙しい中を割きながら「より良い街作りのお役に立てたら」とか「まご子にこの伝統や活動を引継ぎたい」の一念からの奉仕活動です。
 例えば、「神社・祭礼の維持」「消防団活動」「交通安全活動」「学校安全指導ボランティア」「民生委員」「子ども会世話役・PTA役員」「市民センターの体力つくり運営委員・各種部活の世話役」「各種スポーツクラブ監督・コーチ」「さつき会役員」「町会役員・班長・伍長」などが下柚木の身近な活動としてあります。範囲を広げるともっとあるでしょう。
 このようないろいろのボランティア活動が『住み良い街づくり』の潤滑油として作用をしていると考えられます。
 以前に紹介した「阪神・淡路大震災」のときに、ご近所になじみのない大人たちが助け合い活動の輪に入れず「自分も被害者のひとりと所在なさげにボーっと立っていた」という記事を書きました。  
 何かと気ぜわしくせち辛い世の中ではありますが、町内の活動参加を避け過ぎたりボランティア活動にも無関心だったら、時には地域住民のひとりとして、『持ちつ持たれつの助け合い』という集まりの輪に入っていただきたいものです。 
 新しい年度に入って3ケ月目、いろいろな行事が始まりました。どうぞお気軽に参加し、顔見知りの輪を広げてください。
 (このシリーズはこれで終了)

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発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部  simoyugi@inr-hat.jp

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