web版 第21-06号(No71)

  ちょこっとエコ知識

 市のごみ有料化が始まって6年目、減量化率28%前後で足踏み状態です。お隣の日野市のデータでは36%(平成11年比)と八王子市を上回っています。
 平成15年にゼロウエスト宣言をした徳島県上勝町(かみかつちょう)のリサイクル率は80%で日本一と紹介され、資源の分別は36種類を条例で決め、生ごみの処理は家庭内処理が原則とか。上には上があるものですね。この町のごみゼロ推進の模様は機会を見て紹介します。
 今回は、間違えやすいごみの資源物分別について学習をしましょう。

『間違えやすいごみの分別 その1』
 まず、紙類についてです。トイレットペーパーの芯は雑紙へ分別ですが、ラップの芯や感熱紙・油紙・写真などは薬品処理を施してあるため、再生紙に向かなく可燃ごみだそうです。また、せっけん・入浴剤・線香などの臭いが残る包装紙や箱なども可燃ごみです。
 魚や肉類を包んだ紙も臭いが残っていたり、菓子類ではカスが付着したものも雑紙にはなりません。自分が購入したトイレットペーパーやダンボールに臭いが残っていたらクレームものですよね。
 小さな紙類は使用済み封筒などに入れ雑紙へ分類しましょう。
 牛乳パックが別途の資源物として回収になっているのは、このパック紙類は長い繊維を持っている上質紙のためで、短い繊維が主体の再生パルプでは強度が弱く、補強のためパック紙を適切な割合で配合しています。ティッシュの箱は、出し入れ口のプラシートを剥ぎ、プラシートは不燃ごみとし包装箱は雑紙です。
 厚手の茶色い紙箱は雑紙かダンボールかの分別に迷うときあります。この判断基準は紙の断面を観察して、波模様があればダンボール、なければ雑紙です。
 シュレッダーされた紙は、可燃ごみですが、これは紙の繊維が壊れてしまっているため、資源化には向かないそうです。
 市の町会・リサイクル委員会のときに、八王子市の雑紙は以上に述べた「分類レベルが低い」と再生紙メーカーに指摘されていると聞きました。また、可燃ごみへ雑紙に相当するものが、残念ながら結構混じっているそうです。
     (リサイクル委員 大島記)

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発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部

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