「間違いやすいごみの分別 その2」
生ごみは主婦にとっても市の清掃所でも中々厄介ものです。
生ごみは重油で燃やしますから、多すぎる水分はとても困りものです。家庭から出る可燃ごみ中の水分は40%もあるそうで、多すぎた水分は温暖化防止の敵?のひとつでもありますよね。
さて、「水分はよく切って出しましょう!」と言われてもスーパーマーケットの詰め替え台に備え付けの無料である薄いプラ袋へつい入れてしまいがちです。水切りネットなら買って来なくてはいけないし、三角コーナー・生ごみ入れも掃除が面倒なものです。
「生ごみの水切り、ひとしぼり」を市民へ呼びかけている名古屋市衛生局の市民から応募された水きりアイデア集の一部を次ぎにご紹介します。
@野菜くずは水にぬらさない!
野菜は洗う前に皮むきをしたり、玉ねぎの皮など、初めから乾いている生ごみはざるに入れ、水分を含んでいる生ごみとは別にする。洗う前なので、水分を吸うことがありません。
A乾かしてからごみ袋へ!
野菜くずや果物の皮は三角コーナーへ捨てずに、食品トレイの上に乗せ乾かしてから捨てています。お茶がらやティーバッグは乾燥してから出しています。
B水切りコーナーにひと工夫!
三角コーナーを傾けたり、水切りネットを三角コーナーの底部で押す。
C究極は手でひとしぼり!
手袋でやれば気になりません。
◆これで生ごみの水分の10%カット
各家庭ごとの1年間のCO2削減は1kgになるそうです。 (広報部記)