web版 第22-7号(No84)

  第7回由木地区ウオーキングに参加して   副町会長 飯島 勝男

 体力つくり主催の由木地区ウオーキングは、平成16年・第1回目の鑓水を皮切りに始まり、今年度・第7回は7月4日(日)に東中野・大塚団地・大塚地区で行われた。
 昨夜の大雨がうそのような好天のもと、午前9時集合の熊野神社へ「晴れ男・晴れ女87名」が集まった。境内には文久元年に献木された樹齢200年の大イチョウがあり青葉からの木漏れ日がまぶしい位でした。このご神木は10年前の台風による竜巻で上部の幹が折れたそうですが、バス通りからはとても立派に見えます。
 熊野神社へ隣接する金住院の前で筆頭総代・田口壽夫氏の解説で明治の頃のお話を聞きました。新撰組隊士であった斎藤一諾斎(斎藤一組長とは別人)が、この寺と大塚観音堂に寺子屋を開いたことは有名です。
 9時50分に境内を出発し、谷津入りの緑豊かな旧道を経て中央大学正門から校内へ入った。校内の緑道には前日の雨に打たれたアジサイやタチアオイが鮮やかな色彩を醸し、木陰は涼しいが日向は草いきれでむし暑い。ラクビー場近くの道端には、卒業生が寄贈の桜が沢山あってお花見が出来そうです。校内の敷地は52万u、校舎21万u、学生2万6千名とこのスケールの大きさには圧倒されました。モノレール駅口(中央大学・明星大学)へ到着するのに20分以上も要し一人では迷子になるかも。
   

 大学を出て「大塚なかおね公園」で休憩、ここから緑が濃い林を抜け明星大学の南側を歩くと大塚団地。ここから東方面へ進むと帝京大学の正門があり、更に進むと大学の西側下(バス停帝京大入口近く)に「御手観音堂・曹洞宗清鏡寺」がありました。
 お寺のお堂に一行が集まり、ご法事の合間を工夫して住職さんがお寺の歴史と講話をくだされました。金色に輝く十一面観音像(東京都指定有形文化財)は鎌倉時代の秀作で、松木の教福寺が廃寺となったときに移したものとか、拝観には予約が必要。有名な本尊の観音さまは、正月三日間と初観音祭り(1月16日)がご開帳日だそうです。また、境内には斎藤一諾斎の顕彰碑と滝があり、散歩コースにも良さそうです。
 野猿街道を横断し、小高い丘にある真言宗最照寺に隣接した八幡神社へ入る。境内で筆頭総代から八幡神社史などの説明を受けました。毎年9月の第一日曜日には、地響きするほどの音が鳴る由木一番の大太鼓(直径6尺2寸・重さ1トン)を先頭に、下組・日向・日影地区の皆さんが神輿と山車で野猿街道を盛大に練り歩くそうです。
 続いて由木東事務所前にある樹齢500年の大イチョウ(市指定の天然記念物)を見学、この巨樹は神明社のご神木でした。神明社の神殿は、ニュータウン開発にともない近くの八幡神社境内へ遷されております。
 大イチョウを後に更に歩き、大塚公園の奥にある芝生広場が到着場所です。全道程が5・2キロm、由木の東部を楽しく勉強しながら1万歩をウオーキングし全員無事にゴール。地元体力つくり役員が用意した心づくしの冷たい麦茶でのどを潤したあと12時半頃には解散となりました。

>>当日の写真

戻る



大塚製薬の通販【オオツカ・プラスワン】

さわやかダイズ飲料


発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部

中高年の方がパソコンを安心して利用できる場所 インターネットルーム ハタノ

inserted by FC2 system