今年も9月20日の「敬老の日」に各班の班長さん、副班長さんにより206名の方々に敬老のお祝い品をお届けすることができました。永年にわたり、地域で活躍されてきた皆様のご長寿を心よりお慶び申し上げます。
私は下柚木で生まれ育ち、50年以上生活していますが、かつては田畑や山林ばかりだった下柚木地区が、現在のような自然環境に恵まれた、生活の利便性も高い、住みやすいまちとして発展してきたのは、皆様方のご努力、ご苦労があったからこそだと思います。
さて、現在、日本は世界一の長寿国となっています。このことは本来喜ぶべきことであり、世界に誇るべきことのはずですが、あまり明るいイメージで考える人は少ないようです。
しかし、これからの「長寿社会」における経済活動や地域づくりの主役となるのは、まちがいなく高齢者の皆様です。
下柚木地区をこれからも安全・安心に暮らせるまちとしていくためにも、豊かな経験、知識をお持ちの高齢者の皆様の存在がますます貴重になってくると思います。
どうか「老いては子に従え」などと言わず、「亀の甲より年の功」、「老いてはますます壮なるべし」などのことわざのとおり、これからもお元気で、私たちへの厳しく、暖かいご指導、ご助言をお願いします。