web版 第22-10号(No87)

  地域の防災について

 八王子消防署由木分署からのお知らせです。
 今月から「しもゆぎだより」に消防署PRコーナーをいただきまして、誠にありがとうございます。折角のこの機会ですから、町会の皆さんに「消防PRコーナー」を楽しみにしてもらえるような読みやすい内容の防火・防災をPRしていきたいと思っておりますので宜しくお願い致します。
 早速ですが、平成21年中の八王子市の火災件数は何件だと思いますか?
 答えは、266件で東京都・区市町村のワースト4位でした。では、266件中の火災に至った最も多い原因は何だと思いますか?
 答えは「放火」です。八王子市の火災件数266件のうち、111件が「放火」という現状でした。
 そして、最近下柚木町会から近い八王子市東中野では、連続放火事件が10件続き、ニュースになるほど深刻な状況が発生しております。もし、近隣に飛び火するようなことになったらと思うと心配でなりません。
 では、私たちがやらなければいけないことは何でしょうか? 犯人を逮捕すること? 初期消火訓練すること? 地域のパトロール? これらはもちろん大切なことだと思います。消防、警察、町会等が連携することで放火を失くすことはできるはずです。
 でも、一人ひとりが今すぐできる放火対策があります。
 それは、放火させない環境をつくることです。次のことを是非実践していただきたいです。

1 家の周りは、常に整理整頓し、新聞等 の燃えやすい物は置かないこと

2 物置、車庫等は施錠し、外出・就寝時は戸締りを必ず確認すること

3 共同住宅等の共有部分(廊下・通路)は、整理整頓し不用品は置かないこと

4 路上駐車はやめること

5 ボディカバーは、防災製品を使用すること  

6 荷台に燃えやすい物を積んだままにしないこと

7 自転車やバイクを屋外に放置しないこと

8 ごみは決められた収集日の決められた時間に出すこと 

9 隣近所で、声を掛け合って、不審者などの情報交換をすること

 この環境作りが、放火をなくす第一歩となるのではないでしょうか。是非実践して下さい。
 これから時どき様々な情報をお伝えし、防火意識を高めてもらえたらと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

●今月の豆知識
 東京消防庁が保有する消防車両は全部で1898台

戻る



デル株式会社

デル今週のおすすめパッケージ【個人向け】


発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部

中高年の方がパソコンを安心して利用できる場所 インターネットルーム ハタノ

inserted by FC2 system