web版 第22-11号(No88)

  下柚木の生活事情 その5

                 住み易さ

 「街力」という不動産関連の新語をご存知でしたか? 「街力」とは住み易さを現わす造語で国語辞典にはありません。各都市の住み易さを現わす「街力偏差値」という便利な数値を作って、賃貸マンション探しの方々へ「マンションDB」が情報を提供する無料の地域評価ソフトです。このソフトを探すには、ネットへ「住み易さ」とキーワードを入れ検索すると見つかります。
 この情報から都内や由木地区の偏差値とランキングを抜粋し、下段に示す「表1」と「表2」を作って見ました。
 表で示したのは総合評価ですが、ソフトの別表でファミリー層・単身層・高齢層も示されています。別表の作成にあたっては、各評価項目の数値は変えずに、高齢層なら子育て安心度と教育を組み込まない計算となっているだけで各数値は変わりません。
 なお、このソフトを使うと、評価地域の具体的なマンション物件を紹介してくれます。多分これがソフトのミソなのですが。
 評価の基礎としている要素は、健康項目なら人口あたりの病院・薬局の数。同じように教育項目では人口あたりの教育施設数を数えているとかです。但し、それぞれの内容の高さ低さは加味されていません。
 表1の都内比較では、世田谷区が住みよさ第1位ですが、八王子市と大きな差異はありません。また、奥多摩町のような山奥の街や離島は、学校・病院・買物店等の数が少ないため評価点が低くなるのでしょう。



 表2の由木地区内比較では、南大沢より別所の方が上位とは意外でした。バーやパチンコ屋が少なく過密性がやや低いことが点数を押し上げたようです。下柚木も低い評価ではありませんが買物や交通面をシビアに見ると、もっと低い評価のような気がしますが如何でしょうか。それとも下柚木2・3丁目を含めた下柚木なのかな?

    


 住みよさの評価には、住環境とイコールではありませんが、土地の価格があります。住宅地同士の比較なら、一般的にはu価格の高い方が、交通の便利さを含めた住環境は優れています。
 最近、新聞の折込チラシに「下柚木地区の中古住宅物件を探し中」とあります。友人が橋本から由木に移住しようと中古物件を2年間も物色中ですが、まだ見つかっていません。由木地区の中古住宅物件は、需要が高い割に売り手は少ないそうです。 
 わが下柚木は、不動産価格が手ごろとか住み易いということでしょうか。長くこの土地に住んでいると交通アクセスや買い物などの不便さが目立って、必ずしも満足はできません・・・・とは贅沢でしょうか。
 今回、下柚木の生活事情を調べている中で、住み易さのランク評価方式が見つかったので紹介いたしました。今後の記事には評価項目にもあった「交通・買い物・子育て・学校・介護・里山・生き物など」の暮らしの今昔を調べ継続報告と予定します。

広報部記

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発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部

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