昨年発生した東日本大震災のときに、確実に避難された岩手県釜石市の鵜住居(うのすまい)小学校と釜石東中学校の生徒が安全に避難されたことを紹介します。
最初に「津波てんでんこ」を説明します。
岩手県では戦前から長い間、言い伝えられている「てんでんこ逃げ」と言う言葉があります。これは「てんでんばらばらに」という意味で「津波てんでんこ」と同じ意味になります。
では両校の生徒たちがどうして積極的に逃げることができたのか。それは普段からの防災教育や避難訓練で学んでいたことだったからです。
次に、生きのびるための「避難原則」について説明します。
その一「想定を信じるな」
釜石市のハザードマップでは、鵜住居小学校・釜石東中学校は津波が押し寄せる範囲には入っていませんでした。しかし津波は襲いかかって来ました。
そのとき、子ども達は津波が来る前に高台へと逃げました。小学生は先生の指示のもと、中学生は自分の判断で避難したのです。
「地震が発生したら津波が来る」「津波は防災施設だけでは被害を防げない」「災害では人間の予想を超えることが起きる」と生徒たちは学んでいました。
その二 「率先避難者になる」
率先避難者になると言うことは、一番早く逃げる人になれと言うことです。
「我先に逃げる姿を示すこと」で、この逃げて行く姿が周囲にいる人達への警告にもなるからです。
日頃から鵜住居小学校と釜石東中学校は合同で避難訓練をしていました。地震と同時に生徒の避難を考えていた小学校の先生は、中学生が一斉に避難する様子を見て「すぐ避難しなければ」と思いました。
釜石東中学校の生徒達は、鵜住居小学校の「率先避難者」となったとも言えます。
釜石東中学校の生徒達の逃げる姿と小学校の先生の素早い判断が生徒達の命を守る結果につながりました。
以上を記しましたが、今後における災害対策の参考にしていただければ幸いです。
次ぎに今年度の由木地区交通安全活動計画の主なものを紹介します。
4月:春の全国交通安全運動
・由木中央小交通安全教室(1年生)
・フラワーフェスティバル由木(交通整理)
5月:春の全国交通安全運動
6月:下柚木小・自転者免許教室(3年生)
7月:町会・納涼盆踊り大会(交通整理他)
8月:八王子まつり(交通整理)
・御嶽神社祭礼(交通整理)
9月:秋の全国交通安全運動
10月:由木地区運動会(交通整理)
11月:由木中央市民センターまつり及び八王子全中学駅伝大会(交通整理)
・運転者講習会
12月:東京キャンペーン
(年末重大交通事故防止対策)
平成24年
1月:南大沢署・武道始め式
2月:由木地区交通安全地区会議
・全関東駅伝大会(八王子地区)
3月:シルバーリーダー由木地区大会
(由木中央市民センター)
・指導員講習会