今年も秋の台風シーズンが目前ですね。スコールのような猛烈な雨が降ると、大栗川の氾濫は大丈夫?とつい心配になります。
わが国の洪水に対する河川設計の基準が1時間50ミリmの降雨量であることはご存知でした?。大栗川の上流に住宅が増加し、その結果、家屋やコンクリート道路の増加により雨が地面へ沁み込む量が毎年ごとに減り、大栗川に流れ込む量は増えています。
また、最上流部である鑓水の丘陵に降った豪雨なら、その水流は15分前後で下柚木のさんもり橋を通過します。平成20年8月28日の豪雨時は市内河川の各所で氾濫し、大栗川下流でも被害が出ておりました。
このような経緯から私は河川の急増水に関心があって、わが家に居ながら「降雨量や川の水位がチェック」が出来ないかをインターネットで調べてみました。今は便利な世の中でグーグルからの検索結果、「国土交通省川の防災情報」とキーワードを入れ検索すると上記カギ括弧の題名が表記され、次いで画面上の「河川情報」→「テレメータ」→「関東地方」→「東京都」とクリックすれば、大栗川の1時間ごとのリアルタイム水位データを入手できます。
河川水位のレベルによって、@水防団待機水位、A氾濫注意水位、B避難判断水位、C氾濫危険水位の4段階で表示されます。
大栗川上流の水位連続観測地点は、大栗川橋(野猿街道の信号・大栗川北のそばの橋)から20m位上流で実施し、更に、同じ場所のそばで降雨量も観測しています。
大田川の水位観測は、峯ケ谷戸橋(ニュータウン通りの信号・峯ケ谷戸橋南そば)の50m位下流で実施しています。
なお、大栗川下流の水位観測は霞ケ関橋(聖蹟桜ケ丘駅前・オーパ横のさくら通り)と報恩橋(ニュータウン通りの信号・新大栗川から500m下流)の付近です。
大栗川の水位に関心のある方は、「お気に入り」へ登録し、活用は如何でしょうか。
大栗川の「洪水ハザードマップ」は八王子市HPをご覧ください。(要 Adobe Reader[無償ソフト])
(広報部記)