web版 第24-11号(No112)

  19住区の戸建住宅建設が進む

 多摩ニュータウン最後の未開発地区だった第19住区の1戸建て住宅建設がかなり進んでいます。
  19住区の開発計画は、平成17年のしもゆぎだより第17の10号で「『じゅうくじゅうく』って知っている?」で報告しました。あれから7年も経って、当時は緑一杯だった堀之内の里山と森が、「今」本格的に変貌し始めました。
  野猿街道の信号大竹橋北から北側(すき家の脇)の道路を進むとフードワンがありますね。この道路の西側に建ち始めた住宅街は「ヒルズガーデン京王堀之内」といって戸建112棟がほぼ完成し売り出し中です。住宅メーカは大手数社ですが、例えば土地65坪・建物36坪の価格が5千7百万円です。緑環境と交通・買い物・学校などがあって住み良い街でしょうが、毎月の支払いを思うと大変な買い物だなーとつい思います。余計なことですが、ここの住所は越野なのに、この街を○○京王堀之内って呼ぶことに抵抗があります。でも駅名を使えば売れるって商魂かな?。
  ここの南側のヒナ段に、まだ約30棟分の造成地があり、実質は東芝団地より少し大きな地域となりそうです。又ヒルズガーデンの道路を挟んだ東側(堀之内)には、40棟前後が2年位前に入居済みです。
  散歩のついでに少し足を伸ばし新街チェックを試みるのは如何でしょうか。
  10月初旬に野猿街道・信号八王子堀之内から北側へ約200m入ったところの沖谷戸(おきのやと)にある自然公園(仮称・南近隣公園)へ、由木東小学校四年生120人の学習支援で自然観察に行きました。そのとき社会見学のひとつとして、愛宕神社裏手の小高い丘から変貌を遂げつつある19住区・本命区域の観察ができました。
  これから住宅地となる区域は、茶色の土砂がむき出しのままで宅地造成のブルが沢山動いていました。広さは「南陽台」位で、フードワンから入った道路の左側に住宅50棟位を建設中、入居は来春早々といった感じです。さらに自然公園の西側はヒナ段のよう壁が約50棟分を工事中です。同行した堀之内住民の話では、合計680棟の戸建住宅を5年位で建設するそうです。
  後で調べたネット情報では、この住宅地は「多摩ニュータウン東山」と称し、隣接する森や里山をキャッチフレーズに、分譲価格は「ヒルズガーデン」と同じ位です。
  さて、これから入居する皆さんに知って頂き、ご協力を呼びかけたい事があります。
  それは19区住区の開発にあたって、「緑と里山を愛し」、「この土地の良さを子孫に残そう」と堀之内の方々が多摩ニュータウン開発関係者と沢山の話合いを持った結果だったことです。その成果は、高層建築のマンションを廃し戸建に切り替えたことと寺沢地区の谷戸田・畑・酪農および中大付近から19住区を囲む森を残し、今もこの環境維持に活動していることです。
  具体的な活動例を挙げると、寺沢の奥にある宮獄谷戸の田んぼで活動する「NPO法人里山農業クラブ(代表・塩谷暢生氏)」は由木中央小学校の四年生の田植え体験や一般応募のネイチャー体験などの環境活動です。
「堀之内寺沢里山公園(代表・谷合和雄氏)」では、楽友会という公園アドプト活動に加え、畑作りや炭焼きなどを毎週土曜日午前中に行い、管理棟には会議室とトイレがあり雨が降っても室内作業ができます。
「自称・牧場のおっさん(由木ファーマーズ鈴木亨氏)」は、成牛30頭、子牛15頭を育る酪農家ですが、寺沢の里山を守る環境活動のかたわら「知的障害者の通所施設かたくりの家」の運営など八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍をされて居られます。
  これらの活動は機会を見て紹介します。

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発行 下柚木町会  編集 下柚木町会広報部

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