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当日、下柚木会館に23名が参加し、市の講師から詳しくコンポスト化の知識と手順を受講。 続いて写真のように「コンポスト化実証中のダンボール箱」を囲み、具体的な質疑応答があり、更に理解が深まりました。 約1時間の講習を終え、「ダンボール、基材、アルコール型棒状温度計、防虫ネット、副読本」(2千百円分)を受領しました。面倒な?申請手続きなしに、この場で必要品を全部頂き助かりました。ある程度、経験した方むけにアフターフォロー講習会も行なわれ、次回は由木中央市民センターで10月27日午後2時半からです。(大島記)
ダンボールコンポストとは、ダンボール箱を用いた生ごみの堆肥化のことです。 町会主催(本年9月21日)の市・ごみ減量課によるダンボールコンポスト講習会後の町会役員会で、実際に行なった経過模様を本紙に報告して下さいと私へ指名がありました。 この方式で私が上手く処理できるかどうか分りませんが、町内の問い合わせ先として5班板橋恵子さんも居られるので、つい『ハイ』と返事しました。こんな訳で、この奮戦記に数ヶ月のお付き合いをお願いします。 私は生ごみのコンポスト化経験は初心者に近いレベルです。3年ほど前に多摩市に住む方から、多摩市が推奨する方式のひとつである「くうたくんA1タイプ」(定価約7千円)を紹介されました。この方式は好気性発酵菌により「生ごみを水と空気に分解して消化」させるものでコンポスト発生量が少ない利点があります。したがってテラスしかないマンション住宅むき方式のようでした。 コンポスト化は素人なのに講習会も受けず、取り扱い説明書を斜めに読んでから台所の隅に置き5月に開始しました。ところが 7月になってコバエが発生したため屋外へ移動しました。しかしコバエの発生は次第に増え、対策は調べても分らず中断しました。 但しこのセットはまだ捨ててはおらず何時かは再トライし汚名挽回?と思っています。 なお、多摩市ではコンポスト化を「畑のある家(容器を畑に埋め込む方式)」、「庭のある家(容器を庭に半埋設する方式)」、「団地むけ(屋内・ベランダ設置の方式)」及びダンボールコンポスト等、計6種類の方式を紹介しており、これは機会をみて紹介します。 ともかく今度こそ失敗せず、ダンボールコンポストの寿命が尽きるまで頑張ろうと誓いました。この方式の寿命までの使用(基材量に比例して生ごみの処理量が決まり、今回は生ごみ約50kg分)を継続することです。 ●ダンボール箱の組み立て(事前準備@) 10月7日、手順書に従ってダンボールを組み立て、底の部分にクラフトテープを使い底部及び側面/底面の合わせ部3箇所を目張りしました。これは普通の荷作りと同じ要領です。注意事項として、ビニールテープは通気性が悪く、使用はしないとありました。 次いで補強を目的に底板となる付属のダンボール板を敷きました。 ダンボールは普通の荷作り用でも良いそうですが、二重ハニカム構造の丈夫なものであり、防水加工をしていないものを選ぶことがポイントだそうです。 ●ダンボール箱の設置(事前準備A) 雨が当らず風通しの良い場所で、微生物の活性化と虫の発生を防ぐため出来れば日当たりの良い所が望ましいそうです。 また、地面へじかに置かず、通気性を保って湿気で底が破れることを防止するため、古いかごやパイプ状の敷き台の上に置きます。 私は二階ベランダが屋根となる日当たりの良い南側一階テラスへ設置、湿気防止には古い洗いかごを下に敷きました(高さ約6p)。 ●基材などの投入など(事前準備B) 基材(もみ殻くん炭25g)をポリエチレン袋から取り出さず、袋ごと上下に約20回振って中身を混合し、ダンボール箱へ投入しました。次いで基材へ水を加えながらステンレス製の移植ベラでかき混ぜ、握ってみてやや握り跡がつく程度に水量を加えました。 それから基材の温度を測るアルコール式の棒状温度計1本と移植ベラ1本は、常時に基材へ入れておくことにしました。 これにて準備はOK、次は毎朝に生ごみを入れ基材をかき混ぜるだけです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▼10月7日に準備を終え、取り扱い説明書を読み直しました。翌8日から生ごみ投入を開始し、もう12日間を過ぎました。毎日の生ごみ投入量(特に水切りはしていない)は200〜400gで、基材の温度が25〜42℃、今のところ順調のようです。 今月の報告はこの程度とし、来月号からその後の経過状況や学習内容を連載します。
● 問 題 『資源物にそのまま出せるのはどれ?』 @窓なし封筒 A紙コップ B普通紙のレシート C感熱紙のレシート D窓付き封筒 上記の紙類を資源物に、そのまま出せるものはどれ? ● 解 説 ※ まちがったごみの出し方は問題が起こります! A紙コップ…表面が防水加工されているため、水に溶けないからです。他に紙皿などの紙製容器も同じです。 C感熱紙のレシート…この紙は薬品処理されているため、水に溶かした紙を熱で乾燥させると黒くなってしまいます。 他にノーカーボン紙や宅配便の伝票などにある裏カーボン紙もだめです。 D窓付き封筒…そのまま出せるものと出せないものに分かれます。出せるものにはグラシン紙・植物性フイルム等と書いてあり、それ以外は窓を切り取ってから資源物に出す。理由は水に溶けず機械が詰まるから。 ▼答え…@とBはそのまま資源に出せる。
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