花くらす*野菜くらす

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ダンボールコンポスト奮戦記 その4

   リサイクル推進担当 大島錬三
 ダンボールコンポストを開始し、本日(1月17日)を以って100日目ですが、由木の寒さのせいか「低温防止対策」が必要となってきました。
  初霜が降りたのは11月29日と例年よりやや遅いが、気象庁予報によるとこの冬は例年以上の寒さと予測しています。1月に入って朝の最低気温はマイナス2~5℃、日中の気温は5~9℃が続き、11月前半の日中15℃前後が恋しくなるこの頃です。 
  低気温が続くせいか、ダンボールコンポストの温度がクリスマス前頃に2日連続で13℃となりました。10℃以下のコンポストでは発酵作用が止まるそうです。以前のような23~35℃の勢いが薄れると共に、発酵による生ごみの消化力が低下したようでコンポスト量も当初の7分目(ダンボール内容量)が8分目と増量しました。
  もう一つ考えられる原因は発酵菌の疲れからの「消化能力低下」も考えられます。 
しかし経験不足から発酵作用の疲れをチェックする手段は持ち合わせていません。
  ともかく緊急策とコンポストの「低温防止対策」をネット情報がないか調べましたがありません。市の指導員は、ペットボトルに80℃位のお湯を入れた「湯たんぽを入れたら」です。毎日は続くかな??。 

●保温対策の実施
  生ごみ消化能力の低下は、毎夜の寒さによる温度低下と認識し12月25日より保温を開始しました。保温はスーパーマーケットから無料で頂いた「ダンボールコンポストより縦・横・高さともに約5㎝大きいダンボール箱」を採用し、内側面積の約7割を薄い包装用プラシートを包装用ガムテープで固定しました。この対策はかなり効果があるようで、保温箱を朝9時頃に開けると蒸発した水分が内側に20㏄位も出て、虫よけ布カバーがびっしょりです。この保温のせいか朝のコンポスト温度が23~35℃に復活しました。なお、日光が当たる約7時間位は、保温箱を外しておきます。

●生ごみ投入の一時中止
  1月17日に至って、コンポスト量は9分目位に増量し、内容物の撹拌が次第に困難となってきました。
  講習会時の説明では、3箇月を実施できれば一応オーケーと説明を受けました。
  我が家の生ごみ投入は3箇月と10日目なので、これを以って終了しても良いのですが、手引き書によると今回量のコンポスト2・5㎏の場合には生ごみ約50㎏を処理可能とありました。我が家では毎日性格な計量をしていませんが、生ごみ平均300gの投入として1箇月で約10㎏、3箇月では約30㎏です。まだ2箇月の生ごみ投入作業が必要です。
  ここで更なる生ごみ投入の継続には、新規な生ごみ投入を一旦中止するものの、毎朝の撹拌作業(酸素の供給)を継続しながら2~3日おきに米ぬか(約100㏄)と干物などの残飯の油やタンパク源を加え、活性を与えながら様子を見ることにしました。コンポストの量が当初の7分目位まで減少したら、生ごみ投入を開始の予定です。

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