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ダンボールコンポスト奮戦記 その5

   リサイクル推進担当 大島錬三
 ダンボールコンポストを開始し、本日(2月16日)を以って130日目。八王子の寒さに負けず、まだまだ頑張っています。

●生ごみの投入一時中止の効果
  寒さによる生ごみの発酵不足からか、コンポスト量が増え過ぎ1月17日から12日間、生ごみ投入を中止しました。発酵活動促進用として、3日に一回の米ぬか約100CCを加えながら、毎朝一回のコンポストかき混ぜを行いました。
  米ぬかを投じない翌朝はコンポスト温度が約20℃で、米ぬかを投じた翌朝は約30℃でした。ところが生ごみを投入しないため、水分の蒸発が進み、次第にパサパサの乾燥状態に近くなりました。水分の量はコンポストを握って固まる程度がベストと指導を受けています。そこで水分不足だと発酵が進み難いため生ごみ投入中断を止め、最終日にコンポストの天地返しを行いました。これは通常のかき混ぜでは、ダンボール箱底部が撹拌されないため元気なコンポストが残っているからです。ダンボール箱へ戻してからかき混ぜを行いました。
  なお、今回の生ごみ投入中止による減量対策の効果は全量の約1割減でした。
  ダンボールコンポストは全国的に盛んで、北海道や東北でもかなり普及しています。そこで寒冷地の市町村では「どのように寒さ対策をしているか」を調べてみました。
★青森県むつ市;冬場は毛布など通気性のあるモノで全体を覆う。
★宮城県角田市;夜だけ玄関に置く。ひと回り大きいダンボール箱を置き、モミガラを底と四方の隙間に詰め、蓋に保温性のある断熱性板を置く。(投稿者の工夫談)
★北海道小樽市;冬は台所などの室内へ置き約70℃のお湯を入れたペットボトルを4隅にセットし毛布などをかける。ただし、ダニなどにアレルギー性のある方は避ける。
  以上が調査の一部ですが寒い地方はコンポストの発酵不足に苦労している様子。八王子なら二重ダンボール式保温がエコです。 

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