web版 第18-10号(No39)
   
  巨大災害から命と暮らしを守る 下柚木・防災会情報班 大島錬三

         自助・共助・公助について その1

                        下柚木・防災会情報班 大島錬三

 9月のNHK教育テレビ・防災フォーラムで自助・共助・公助の討論会がありました。

とても勉強になりましたので、その内容を4回に分けて紹介します。

 最近の災害は、広域化・複合化・長期化がキーワードとなるような大きな規模が多くなってきました。

平成7年の阪神淡路震災は、高速道路が落下するほどの大震災だったのですが、救援は東西の幹線道路や鉄道を使って素早く行われたものの、完全復興はまだまだです。

そろそろ発生してもおかしくないといわれる東海地震の地域規模は、阪神淡路震災の10倍前後と予測されています。

 昨年9月、杉並区に112ミリ降った大雨は、あっという間の床下浸水とともにビルや地下商店街に水が流れ込み被害が拡大しました。

地震で石油タンクが燃えれば近隣へ被害が拡大するなど、最近の災害は複合化の傾向があります。

 今回はその1の「自助」の紹介です。

実家が神戸のため阪神淡路地震を経験した女優の瀬戸カトリーヌさんがその模様を語っていました。

早起きなのでいつもスズメの鳴き声を聞いていましたが、その朝に限って鳴いていないのでおかしいなと思っていたら、突然すごい地鳴りとともに大揺れし両サイドの大きな本棚が倒れ下敷きになりました。

幸い、本棚同士が三角形で支えあい、その下に倒れている所を父親が助けてくれたそうです。TVが5mも飛び、2トンのパン焼き釜は10mも移動していたそうです。

 カトリーヌさんは今、東京に住んでいいますが、最近心がけていることはベットの下にスリッパ(床に散らばるガラス破片対策)、懐中電灯、飲み物、食料、お菓子類を必ず置いてあるそうです。

それから家具は自分の腰より高いものは買わないようにし、また床置きタンスは避け、備えつけのクローゼット収納だそうです。

 (次号へ続く)

  

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